2005年 「尖」 京都市美術館別館 *画像内をクリックすると、拡大図を見ることができます。





 ここでは国宝源氏物語絵巻「鈴虫二」のヴァリエーション4点と、「竹河二」、「橋姫」それぞれの垣間見の部分をトリミングした作品2点により構成しています。「鈴虫二」の“六曲”“六段”では右上から左斜め下へ伸びる斜線を主調とする特異な画面構成を利用した分割。“二十四枚絵”では24等分割した画面のそれぞれに、99年個展からのシリーズである卵や細胞を連想させる水彩画を二重映しにし、“イメージの採取と培養”を図式化しました。

 “垣間見”では絵の中で貴公子と宮女達を隔てる垣を現実の壁面に見立て、画面と壁面を直角な関係に配置、画面と壁面が平行関係にある通常の展示とは違った壁面と絵画の関係を提示しています。





迷宮シリーズ

個展・グループ展